クリニック・医院のホームページ集客|歯科以外の診療科で患者を集める方法

この記事のまとめ(先に結論)
- クリニックのホームページは「医療広告」として規制の対象になり得ます(医療法に基づく規制)。違反すると指導・命令・最悪は罰則の対象になり、信頼も損ねます。実務では厚生労働省の「医療広告等ガイドライン」「医療広告等ガイドラインに関するQ&A」「医療広告規制におけるウェブサイト等の事例解説書」が指針です(いずれも順次改訂されているため、最新版を厚労省サイトで必ず確認してください)。
- NGの代表は「日本一」「No.1」「最高」などの最上級表現、治療効果の体験談、加工したビフォーアフター写真。客観的事実でも禁止される表現があり、自治体やネットパトロールが監視しています。
- 診療科別に集患の勝ち筋は違います。内科は「地域名×症状」、小児科は「保護者の安心」、皮膚科は「症状写真と費用の透明性」、整形外科は「リハビリ・通えるか」、耳鼻咽喉科は「待ち時間と予約」、産婦人科は「ライフステージ」、心療内科は「受診のハードルを下げる言葉選び」が要点になります。
- 必須コンテンツは診療時間/医師紹介/対応疾患/予約方法/アクセス/費用目安/FAQの7つ。これに地域SEOとMEO(Googleビジネスプロフィール)を合わせると、「地域名+診療科+症状」の検索で安定的に見つかります。
「ホームページを作ったのに患者さんが増えない」「業者に頼んだら、これは医療広告ガイドライン的に大丈夫なのかと不安になる表現が入っていた」——クリニック・医院のホームページについて、開業医の先生から相談されることが増えました。歯科については別の記事で詳しく書いたので、今回はそれ以外の診療科——内科・小児科・皮膚科・整形外科・耳鼻咽喉科・産婦人科・心療内科などのクリニックを想定して整理します。
医療機関のサイトで、まず外せない前提が一つあります。クリニックのホームページは多くの場合「医療広告」に該当し、医療法と「医療広告等ガイドライン」(厚生労働省)の規制を受ける、ということです。誘引性(受診を誘引する意図)と特定性(医療機関が特定できる)の2要件で判断されますが、実務上はほとんどの公式サイトが対象になる前提で運用するのが安全です。一般の商品サイトの感覚で「No.1」「絶対安全」「すごい先生の体験談」を書いてしまうと、法令違反になります。2023年度(令和5年度)のネットパトロールでは、1,098サイトで合計6,328カ所の違反が確認されています(出典:厚労省「医療機能情報提供制度・医療広告等に関する分科会」資料、2024年3月31日時点)。「うちは小さいから大丈夫」が通用しない時代に入っています。
本記事は、医療広告ガイドラインの境界線と、そのうえで診療科別の集患設計を解説する一般的な情報のまとめです。個別の表現が適法かどうかは、必要に応じて自治体(保健所)の窓口や、医療広告に詳しい弁護士・専門の制作会社に確認してください。
結論:ルールを守りつつ、地域で見つかり、不安をやわらげる
先に結論です。歯科以外のクリニックのホームページで成果を出すコツは、「医療広告ガイドラインの境界を理解したうえで、地域名×診療科×症状で見つかり、受診前の不安を一つひとつ消す」という設計に尽きます。
派手な表現でアピールするのではなく、「ここに行けばこの症状をちゃんと診てもらえる」「待ち時間や費用がだいたい想像できる」と感じてもらうこと。検索で見つかりやすくする仕組み(SEO・MEO)と、来院前の不安を解く情報設計(必須コンテンツ・FAQ)。この二つを、規制の範囲内で組み合わせるのが基本戦略です。
クリニックのサイトが「広告」扱いになる条件と最新ルール
「ホームページは広告じゃなくて情報提供では?」と思う方も多いのですが、2018年6月施行の改正医療法により、医療機関のウェブサイトも医療広告等ガイドラインの規制対象に含まれるようになりました。現在は、厚生労働省の「医療広告等ガイドライン」と、その運用を示した「医療広告規制におけるウェブサイト等の事例解説書」、および「医療広告等ガイドラインに関するQ&A」が実務の中心です(いずれも改訂が重ねられているため、最新版を厚労省の公式ページで確認してください)。
境界線として覚えておきたいのは2つ。1つは「ホームページは限定解除が使える」こと、もう1つは「リスティング・バナー広告は限定解除が使えない」ことです。同じ文言でも、サイト本体に書けば許される表現が、Google広告の見出しに書いた瞬間に違反になる、ということが起こります。
NG表現と表現可能な範囲——境界線を具体例で
もっとも事故が多いのが、表現の選び方です。よくある違反パターンを、厚生労働省のガイドラインと事例解説書に沿って整理します。
とくに見落とされがちなのが「体験談」の扱いです。一般の事業ならお客様の声は最強のマーケティング材料ですが、医療では事情が違います。治療内容や効果に関する患者の体験談(口コミの転載を含む)は、限定解除の要件を満たしたホームページであっても掲載が禁止されているのがポイントです。「ありがとう」だけの感想は議論の余地がありますが、効果に触れた瞬間にアウト、と考えるのが安全です。
ビフォーアフター写真も同様に厳しく見られています。厚労省「医療機能情報提供制度・医療広告等に関する分科会」資料によれば、令和5年度のネットパトロールで「治療等の前又は後の写真等」に関する違反は合計641件報告されています(2024年3月31日時点)。掲載するなら、加工なし・治療内容・標準的な費用・治療期間・主なリスクと副作用を写真と一体で併記し、限定解除の要件を満たすことが前提です。
限定解除の4要件——詳しく書きたいなら必須
専門外来や自由診療の費用、未承認医薬品など、広告可能事項の範囲外の内容をホームページに書くには、「限定解除」の4要件を満たす必要があります(なお、院内掲示・院内配布パンフは通常そもそも医療広告に該当しないため、ここでいう限定解除の議論の前提が異なります)。
(1) 医療に関する適切な選択に資する情報で、患者等が自ら求めて入手する情報を表示する媒体であること
つまりホームページのように、患者が能動的に取りに来るもの。リスティング広告・バナー広告は対象外です。
(2) 問い合わせ先を明示すること
電話番号・メールアドレス・問い合わせフォームなど、患者が照会できる連絡先を載せる。
(3) 自由診療の場合、通常必要な治療内容・費用等を記載すること
「○○治療:1回○○円(税込)」のように、標準的な総額・回数の目安まで踏み込んで書く。
(4) 自由診療の場合、主なリスク・副作用を記載すること
「腫れ・内出血が○日程度残ることがあります」など、患者が判断材料にできる粒度で。
この4つを揃えれば、広告可能事項の範囲を超える治療内容も書ける幅が広がります。ただし、限定解除を満たしていても虚偽広告・比較優良広告・誇大広告・体験談・誤認を与えるビフォーアフターなどの禁止規制は別途かかります。「限定解除=なんでも書ける」ではない点に注意してください。
診療科別の集患ポイント——何を強調するかは科で違う
規制を守るのは前提として、診療科ごとに患者さんが知りたいこと・不安に思うことは違います。よくある7科について、ホームページで強調すべき要素を整理します。
もう一つ重要なのが、診療科ごとに「不安の質」が違うという点です。小児科の保護者は「先生が子どもに優しいか」を知りたい。心療内科の初診患者は「何を話せばいいのか」「会社にバレないか」を気にしています。皮膚科の自由診療なら「総額がいくらになるか」「効果が出なかったらどうなるか」が決め手です。その科の患者が一番不安に思うことに、ホームページで先回りして答えるのが、コピーよりも先に整える設計です。
必須コンテンツ7要素——抜けると問い合わせが消える
診療科に関係なく、クリニックのホームページに最低限載せたい7つの要素を整理します。一つでも抜けると、患者さんは別のクリニックに流れてしまいます。

1つめは、診療時間と休診日
トップページのファーストビューに大きく。曜日・午前午後の枠・休診日が一目でわかる表が基本。臨時休診も同じ場所で告知できる作りにしておく。
2つめは、医師紹介と経歴
顔写真(笑顔が望ましい)、氏名、専門領域、出身大学、所属学会、認定医・専門医資格(広告可能なものに限る)。簡単な院長あいさつで「どんな人柄か」が伝わると、初診の不安が大きく下がります。なお、専門医資格は告示で定める基準を満たすものとして厚生労働大臣に届出がなされた団体の認定する資格名等に限り広告可能です。記載前に厚労省「医療に関する広告が可能となった医師等の専門性に関する資格名等について」の最新一覧を必ず確認してください。
3つめは、対応疾患・診療内容
「対応している疾患」「対応していない疾患(紹介になる場合)」を明示。これが曖昧だと「行ってみないとわからない」と敬遠されます。症状名で個別ページを作ると、検索からも入りやすくなります。
4つめは、予約方法
電話/Web予約/LINE予約のうち、どれが使えて、どれが優先かを明記。初診と再診で予約フローが違うなら、それも分ける。
5つめは、アクセス情報
住所、地図、最寄り駅からの徒歩分数、駐車場の有無(台数・契約駐車場の場所)、バリアフリー対応。Googleマップを埋め込み、車・電車・徒歩それぞれの行き方を書く。
6つめは、費用の目安
保険診療なら「健康保険証必須」「3割負担で初診の目安は◯◯円程度」、自由診療なら標準価格表。自由診療では費用記載がないとそもそも限定解除が成立しません。
7つめは、よくある質問(FAQ)
受診前の典型的な疑問にあらかじめ答えておく。これは患者の不安を下げるだけでなく、電話対応の負担も減らせます。
写真の使い方——医療広告ガイドラインの制限
クリニックのホームページで「写真をどう使うか」も、ガイドラインを意識する必要があります。
まず院内の写真は、待合室・診察室・受付など、設備の事実を示すものなら問題ありません。明るく清潔感のある写真は、信頼感に直結します。医師・スタッフの顔写真も、本人の同意があれば掲載可能で、患者の安心につながる要素として推奨されます。
注意が必要なのは患者さんが写る写真です。本人の同意があっても、「治療で良くなった」ことを示唆する文脈で使うと、体験談に近い扱いになり得ます。第三者の患者を撮影する場合は、必ず書面で同意を取得し、目的・公開範囲を明示するのが原則です。
ビフォーアフター写真は、近年のネットパトロールでも違反件数が多い分野です。掲載するなら、加工なし・治療内容・費用・期間・主なリスクと副作用を写真と一体で表示し、限定解除の要件を満たす必要があります。「美しさが伝わる写真」を優先して規制を軽視すると、改善命令の対象になります。
素材写真(イメージ写真)を使う場合も、院内で撮影したように誤認させる使い方は避けるのが安全です。たとえば、別のクリニックの内観写真を自院のように見せるのは、誇大広告に該当する恐れがあります。
予約導線——電話・Web・LINEの3チャネルをどう設計するか
新規の患者さんが「ここに行こう」と決めた次の瞬間が、予約の入口です。予約導線がわかりにくいと、せっかくの集患を最後の一歩で逃します。

主な選択肢は電話・Web予約・LINE予約の3つで、それぞれ向き不向きがあります。
電話予約
高齢層に強く、複雑な相談(症状の説明・初診の段取り)にも対応できる。一方で受付スタッフの稼働を奪い、混雑時間帯は取りこぼしも発生します。
Web予約(予約システム)
24時間受付できる。日時の空き状況を患者自身が確認できるため、電話の往復が減ります。順番待ちタイプと時間指定タイプがあり、診療科の特性で選ぶのが基本。耳鼻咽喉科や小児科のように当日の混雑が読めない科は順番待ち型、皮膚科の自由診療や産婦人科の検診のように枠が固定な科は時間指定型が向きます。
LINE予約
20〜40代の患者層と相性がよく、リマインド通知や予防接種の告知など、再来院の促進にも使える。LINE公式アカウントの友だち追加が起点になるので、来院後のフォローも含めて設計しやすい。
LINE予約を本格的に運用するなら、リッチメニューを「初診予約/再診予約/よくある質問/院内案内」のように整理しておくと、患者さんが迷わず動けます。スタジオ・コハクが提供するLメイトは、リッチメニューの作り込みやタグ別の出し分け(新規/予防接種シーズン/健診後フォロー等)に対応したLINE運用ツールです。クリニックの受付スタッフの負担を増やさず、再来院の声かけを仕組み化できます。
運用としては、「Webと電話を併設し、予約枠を一元管理する」のが現実的な落としどころです。電話で取った予約も同じ予約管理画面で枠が埋まる仕組みにしておけば、ダブルブッキングを防げます。
SEO戦略——「地域名×診療科×症状」で見つかる
クリニックのホームページで安定して新患を獲得するには、検索からの流入が欠かせません。クリニックのSEOは、「地域名×診療科×症状」という三層構造で設計するのが王道です。
注意点として、SEOは一般に数か月単位で見て育てる施策です。即効性を期待してリスティング広告に頼ると、限定解除が効かないぶん表現の自由度が極端に狭まります。じっくりSEOを育てつつ、開業直後だけ広告で補う、という時間軸の設計が現実的です。
記事コンテンツ(コラム)を書く場合も、医療広告ガイドラインは適用されると考えてください。一般的な疾患解説は問題ありませんが、「うちで治した」「他院では治らなかった」といった文脈が混ざると、即アウトです。SEO目当てに体験談形式の記事を量産する業者がありますが、医療機関では使えない手法だと割り切るのが安全です。
サイトの内部構造としては、症状ページから関連症状・診療内容ページに自然にリンクで回遊させる「トピッククラスター」の設計が、地域SEOでも効きます。詳しい話はホームページのSEO対策(基本)とホームページ集客の始め方も参考にしてください。
MEO(Googleビジネスプロフィール)と歯科記事への接続
地域SEOと並んで、いやそれ以上に効くのがMEO(Googleビジネスプロフィールでの上位表示。ローカルSEOとも呼ばれます)です。スマホで「◯◯市 内科」と検索したとき、地図と一緒に表示される上位枠に入れれば、サイトに来る前から予約電話が増える可能性があります。

MEOで最低限やっておきたいのは、(1)正確な営業時間(休診日含む)の登録、(2)外観・内観・スタッフの写真の定期的な追加、(3)口コミへの丁寧な返信、(4)診療内容に応じたカテゴリの正しい設定の4つです。とくに口コミへの返信は、ガイドライン違反にならない範囲で(治療効果には触れず、来院への感謝と一般的な情報提供にとどめる)行うのが原則です。
MEOの具体的な設定方法は別記事で詳しく書いているので、そちらをご覧ください。MEO・Googleマップ集客の基本、およびホームページから問い合わせが来ない理由もあわせて読むと、地域集患の全体像がつかめると思います。
なお、歯科については規制の運用や集患の力学がやや異なるため、別記事にまとめてあります。歯科医院をご担当の方は歯科医院の集患がうまくいかない理由と、ホームページで患者の不安をやわらげる方法を参照してください。整体院・接骨院は医療類似行為で別の規制になるので、整体院・接骨院の集客を参考にしてください。
コハクの考え方——医療機関向けプランの位置づけ
スタジオ・コハクでは、クリニックのホームページ制作も承っていますが、最初にお伝えしているのは「派手な表現で他院と差別化する手法は、医療では使えない」ということです。

そのうえで、できるのは次の3つだと考えています。(1)医療広告等ガイドラインを踏まえた表現で、過不足なく診療内容を伝える、(2)地域名×診療科×症状の検索で見つかりやすい構造を作る、(3)予約・問い合わせまでの導線をわかりやすく整える。派手さではなく、患者さんが「ここなら安心して相談できそう」と思える情報設計に振り切ります。
規模感としては、地域密着の中小クリニック(1〜3診療科、医師1〜数名)と相性がよいと感じています。大規模病院や、自由診療を主軸にした美容クリニックのような高度な表現審査・薬機法対応が必要な領域は、その専門の制作会社のほうが安心して任せられる場面が多いです。得意なところと、そうでないところを正直にお伝えするのが、長いお付き合いの基本だと考えています。
料金は当社の場合、ホームページ制作30〜100万円、運用パック月¥5,000〜¥50,000が目安です。詳しい内容は無料相談でご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. ホームページに患者さんの「ありがとう」の声を載せたいのですが、本当にダメですか?
治療内容や効果に触れる体験談は、限定解除の要件を満たしたホームページでも禁止です。「先生のおかげで治りました」「すぐに楽になりました」は明確にアウト。一方、「スタッフが親切でした」「待ち時間の対応がよかった」のような、治療効果と無関係な感想は、解釈の幅があるとはいえ実務上は治療体験談と近接しがちです。安全側に倒すなら、患者の声コーナー自体を設けないのが無難です。判断に迷う場合は自治体(保健所)の医療広告担当窓口や、医療広告に詳しい弁護士に確認してください。
Q2. 院長の経歴に「○○大学医学部首席卒業」と書いてもよいですか?
事実であれば医師の略歴として広告可能ですが、「首席」のような優秀性を強調する表現は、誇大広告と判断される余地があります。安全策としては「○○大学医学部卒業」「○○大学医学部出身」までに留めるのが無難です。
Q3. 「専門医」と書くと違反になると聞きました。本当ですか?
すべての専門医資格が広告できないわけではありません。告示で定める基準を満たすものとして厚生労働大臣に届出がなされた団体の認定する資格名等に限り、所属学会の名称とセットで広告できます。掲載する前に、厚労省「医療に関する広告が可能となった医師等の専門性に関する資格名等について」の最新一覧を必ず確認してください。
Q4. ホームページに自由診療メニューを詳しく書きたいのですが、何を揃えればよいですか?
限定解除の4要件——(1)患者が自ら求めて入手する媒体であること、(2)問い合わせ先の明示、(3)通常必要な治療内容・費用の記載、(4)主なリスク・副作用の記載——を満たせば書けます。費用は「税込総額」で、追加費用が発生する条件まで書くのが安全です。「○○円〜」だけだと曖昧で、誇大広告と判断される余地があります。
Q5. Google広告・Yahoo!広告は出してもよいですか?
出せます。ただしリスティング広告・バナー広告は限定解除の対象外です。広告本体に書ける文言は、医療法上の「広告可能事項」に限られると考えるのが安全。広告から直接遷移するランディングページについては、患者が自ら求めて入手する情報といえるかが媒体性・誘引性の観点で論点になり得るため、汎用の医院サイトと同じ感覚で扱わず、慎重に判断してください。広告の見出しに「業界No.1」「最先端医療」と書いてサイト本体に飛ばす、というよくある構成は、広告の文言段階でアウトです。
Q6. ホームページを作ったら、すぐに新患が増えますか?
正直に言うと、SEOで「地域名×診療科×症状」の検索に上がってくるまでには数か月単位の時間がかかるのが一般的です。一方でMEO(Googleビジネスプロフィール)は比較的早く動きやすく、開業初期の集患を支える柱になります。リスティング広告は即効性がありますが、限定解除の対象外で表現の制約が厳しい点と継続費用がかかる点を踏まえて、開業初期の補完として使うのが現実的です。
まとめ
クリニック・医院のホームページは、「医療広告ガイドラインの境界を理解したうえで、地域名×診療科×症状で見つかり、受診前の不安を一つひとつ消す」という設計に尽きます。派手な表現で差別化するのではなく、ルールの範囲内で誠実に情報を整え、地域の患者さんに安心して選んでもらう。地味ですが、これがもっとも持続可能な集患の形です。
まずやることを1つだけ挙げるなら、自院サイトの「No.1」「最高」「絶対」「最先端」「業界初」といった最上級表現と、治療効果に触れた患者の声を、今日のうちに点検してみてください。多くの場合、ここから整理が始まります。
本記事は医療広告ガイドラインの一般的な解説です。個別の表現の適否は、必ず最新版の厚生労働省「医療法における病院等の広告規制について」、および所轄の自治体・専門家にご確認ください。
クリニックのホームページ、まず”たたき台”から。
医療広告等ガイドラインを踏まえた構成で、無料のたたき台(トップページ1枚分のラフ案)をお作りします。診療科の特性に合わせたプランの目安もすぐ分かります。たたき台を見てから検討・依頼の判断をしていただけます。


