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相続・遺言 2026.05.02 公開 読了 約6分

相続が発生したら、まず何をする?手続きの全体像と期限を一覧で解説

田村 拓也
田村 拓也行政書士・みらい行政書士事務所 代表
相続手続きのイメージ

身近な方が亡くなると、悲しみのなかでも、さまざまな手続きに追われます。やっかいなのは、その多くに「期限」があること。何も知らないまま過ぎてしまうと、相続放棄ができなくなったり、税金で損をしたりすることもあります。この記事では、相続が発生したあと、まず何をすべきかを、期限とともに整理します。

最初の2週間でやること

まず、亡くなってから比較的すぐに必要になるのが次の手続きです。

このあたりは「やることが多い」ものの、期限がそれほど厳しくないものも含まれます。まずは落ち着いて、できることから進めて構いません。

期限のある手続き一覧

注意したいのは、過ぎると取り返しがつかない期限です。代表的なものを挙げます。

相続の期限を確認する様子
とくに「3か月」と「10か月」は要注意。早めに財産の全体像をつかむことが大切です
「3か月」の落とし穴

相続放棄の3か月は、思いのほか短い期間です。「財産の調査が終わらないうちに過ぎてしまった」という相談は少なくありません。マイナスの財産がありそうな場合は、まず財産の全体像を急いで確認し、判断が間に合わないときは期間の延長を家庭裁判所に申し立てる方法もあります。早めの行動がカギです。

遺産分割までの流れ

誰が何を相続するかを決める「遺産分割」は、おおむね次の順で進みます。

とくに戸籍の収集は、量が多く読み解きも難しいため、つまずきやすいところです。

迷ったときの順番

「何から手をつければいいか分からない」というときは、まず①期限のある手続き(特に3か月・10か月)を意識しつつ、②相続人の確定と財産調査を急ぐ、という順番を意識してください。この2つが固まれば、あとの手続きは順番に進められます。

相続は、一つひとつは難しくなくても、数が多く、期限もばらばらで、全体を見通すのが大変です。「漏れなく・期限内に」を一人で抱えると、心身ともに負担が大きくなります。困ったときは、早めに専門家を頼ってください。

みらい行政書士事務所では、戸籍の収集から相続関係説明図・遺産分割協議書の作成まで、相続の手続きをまとめてお引き受けします。元気なうちに備える遺言書づくりのご相談も歓迎です。「何から始めれば?」の段階で、お気軽にご相談ください。

この記事の内容について

本記事は相続手続きの流れをわかりやすく説明した一般的な解説です。期限や手続きの要否はケースにより異なり、相続税や登記など他の専門家(税理士・司法書士)の関与が必要な場面もあります。判断の際は最新の情報を確認し、専門家にご相談ください。

田村 拓也
Written by 田村 拓也(行政書士)

みらい行政書士事務所 代表。相続・遺言の手続きを数多く担当。「期限と全体像を一緒に整理し、ご家族の負担を減らす」ことを大切にしている。

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