HP制作の基礎

ホームページのSEO対策|2026年最新版・AI Overview時代の見つけ方

公開:2026.05.27 更新:2026.10.16 著者:山浦康介 読了:約27分
ノートパソコンに向かって作業する手元とコーヒー。検索対策に取り組むイメージ

この記事のまとめ(先に結論)

  • 2026年のSEOは、AI Overview(AIによる回答要約)の登場で「検索で見つかっても、クリックされない」時代に入りました。Ahrefsが2025年4月に公開した30万キーワードの調査では1位ページのクリック率が約34.5%減、同社が2026年2月に公開した続報(2025年12月時点のデータ)では、その差が約58%まで拡大したと報告されています。
  • 変化はしましたが、基本のSEO(中身・サイト構造・E-E-A-T・継続更新)はむしろ重要度が上がっています。AIに引用されるのも、上位表示されるのも、結局は「信頼できて分かりやすいページ」だからです。
  • 2026年8月11日ごろから、Search Consoleで「AI経由の表示回数」が公式に見えるようになりました。当社サイトで測ったところ、AI経由の表示は全体の3.4%。順位が一番高いページのAI引用率が最も低いという、順位とは別軸の結果が出ています(本文で実数を公開します)。
  • 自分でやるなら、現実的に月15〜25時間。プロのSEOコンサルや記事制作は月10〜50万円が相場。第三の選択肢として、HP制作会社の運用パック(月3〜5万円台)が中小企業にはもっとも費用対効果の合う選び方になりつつあります。

「ホームページのSEO対策、何から手をつければ……」「AI時代になってSEOは終わったと聞いた、本当?」「SEO会社の見積もりが月30万円。これって妥当?」——2026年に入って、SEOに関するご相談がはっきり増えました。理由はシンプルで、ここ1年でルールが本気で変わったからです。

この記事では、2026年のSEOで何が変わり、どこは変わらず、自分でやるとどれくらい大変で、外注するといくらかかるのかを、誇張せず正直に整理します。AI検索の効果測定については、当社サイトで実際に測った数字をそのまま公開します。一般論だけでは判断できない部分だからです。

2026年のSEOは、何が変わったのか

2026年のSEOで変わったのは「クリックを取りに行く前提」です。検索結果の最上部にAIの回答が出るようになり、ユーザーがページに来ないまま答えを得る場面が増えました。やるべきことの優先順位と書き方が変わった、というのが正確な理解です。

変化は3つに整理できます。(1) 検索結果の最上部にAIの回答(AI Overview)が表示されるようになりました。Ahrefsが30万以上のキーワードで2025年4月に実施した調査では、AI Overviewが表示されると1位ページのクリック率が平均で約34.5%減(出典: Ahrefs Blog)、同社が2026年2月に公開した追跡調査(2025年12月時点のデータ)では、その差がさらに広がり約58%減に達したと報告されています(出典: Ahrefs Blog 更新版)。
(2) Googleは「E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)」をさらに重視し、誰がどんな経験から書いているのかを評価軸に組み込みました。
(3) 表示速度の指標が更新され、Core Web Vitalsの一つだったFIDがINP(操作応答性)に置き換わっています。

誤解されがちですが、SEOが「終わった」わけではありません。AIに引用されるのも、検索結果で選ばれるのも、結局は「正確で、深くて、信頼できる中身」を持つページです。薄いページや量産記事が通用しなくなった、と言い換えたほうが実態に近いでしょう。

SEOとは?2026年時点の定義

SEOとは、検索で見つけてもらうための施策のこと

SEOとは、GoogleやYahoo!などの検索結果で自社のページを見つけてもらいやすくする施策の総称です。日本語では「検索エンジン最適化」と訳します。中身・サイト構造・外部からの評価・計測改善の4つを積み上げていく、地味で継続的な作業です。

広告と違って掲載料はかかりません。そのかわり、成果が出るまでに時間がかかります。早くて半年、形になるのは1年というのが2026年時点の実感です。

SEOとGEO・LLMOは何が違うのか

GEOとは、ChatGPTやGeminiなどの生成AIの回答に引用されることを目指す最適化のことです。Generative Engine Optimization の略で、LLMO(大規模言語モデル最適化)やAIOとほぼ同じ意味で使われます。SEOが「検索結果で選ばれる」ための施策なのに対し、GEOは「AIの回答文の中で言及される」ための施策です。

両者は敵対しません。地続きです。AIが情報源として選ぶのは結局のところ検索でも評価されるページで、やることの8割は重なります。違うのは残り2割の書き方で、そこは本記事の「AI Overviewに引用されるには、どう書けばいいのか」で扱います。

SEOとMEOは何が違うのか

MEOとは、Googleマップの検索結果で上位に表示されるための施策です。Map Engine Optimization の略で、実務ではGoogleビジネスプロフィールの運用とほぼ同義に使われます。対象が「検索結果ページ」か「地図」かが、SEOとの最大の違いです。

店舗や地域密着のビジネスでは、検索よりも地図経由の問い合わせのほうが多いケースが珍しくありません。詳しくはGoogleビジネスプロフィール完全攻略にまとめています。

2026年に押さえるべき3つの変化

FIG 12026年SEOの4軸マップ
中身(コンテンツの質)
独自の経験・一次情報・具体例を含む深い記事が有利。AIにも人にも引用される土台。
外(被リンク・サイテーション)
不正な被リンク購入はSpamBrainで自動検知。自然に言及される設計と業界内での認知が要。
データ(計測と改善)
GSC・GA4で「どの記事が・どんな検索語で・何人読まれたか」を見て改善し続ける。放置で勝てる時代は終了。
AI最適化(GEO・LLMO)
AI OverviewやChatGPT検索に引用されるための構造化。2026年の新しい必須課題。

バーは「2026年における重要度のイメージ」。4軸を満遍なく整えるサイトが、検索・地図・AI回答のすべてで選ばれます。

変化1|AI Overviewで「表示されてもクリックされない」

AI Overviewとは、検索結果の最上部にGoogleが表示するAI生成の回答要約です。ユーザーはページを開かずに答えを得られるため、上位表示してもクリックが発生しない「ゼロクリック検索」が急増しました。順位だけを追う戦略は、ここで限界を迎えます。

Pew Research Centerが2025年7月に公開した調査(米国の約7万件の検索行動を分析)では、AI Overviewが表示された検索でユーザーが従来の検索結果リンクをクリックした割合はわずか8%(AIO非表示時の15%とほぼ半減)、AIOの中のリンクに至るのも1%にとどまったと報告されています(出典: Pew Research Center)。

変化2|E-E-A-Tで「誰が書いたか」の比重が増した

E-E-A-Tとは、Googleが品質評価で使う4つの観点(経験・専門性・権威性・信頼性)の頭文字です。2022年に「Experience(経験)」が加わって以降、誰がどんな立場から書いたのかを評価に組み込む方向が強まりました。書き手を隠したページは不利になります。

医療・金融・法務のような「お金・生活・健康(YMYL)」に関わる分野では、著者プロフィール・運営者情報・取材や実体験に基づく記述が今まで以上に評価されます。一般業種でも、会社情報・実績・スタッフ紹介を載せるだけで差がつくようになりました。

変化3|Core Web VitalsのFIDがINPに置き換わった

INPとは、ユーザーの操作に対してページがどれだけ速く反応するかを測る指標です。2024年3月にCore Web VitalsのFIDと入れ替わりました。基準は200ミリ秒以下で、これを超えると「操作がもたつくページ」と判定されます。

Core Web Vitalsとは、Googleがページ体験の良し悪しを測るために定めた3つの指標のことです。2026年時点の目安はLCP(最大コンテンツの表示)2.5秒以下、CLS(レイアウトのずれ)0.1以下、INP 200ミリ秒以下(出典: web.dev)。ただしGoogleは「単一のシグナルで順位が決まるわけではない」とも明言しており、速度だけを追っても中身が薄ければ上がりません。

2026年に優先すべきSEO施策10選

2026年に必ず押さえたい施策を、重要度順に10個挙げます。この10個を整えれば、中小企業のSEOとしては合格点です。

ノートパソコンとノートが置かれた、白基調の整然としたデスク。自然光が差し込む明るいワークスペースでSEO戦略を考えるイメージ

施策1|コンテンツSEO

検索意図に正面から答え、独自の経験・一次情報・具体例を含む記事を作ることが最優先です。AI時代に唯一まねされにくい資産がここにあります。他社の記事を要約し直しただけのページは、AIにも人にも選ばれません。

施策2|構造化データ(Schema.org)

構造化データとは、ページの内容を検索エンジンやAIが機械的に読める形式で書いた注釈のことです。記事・FAQ・会社情報・パンくずをJSON-LDで明示します。検索結果での見え方が変わるだけでなく、AIの理解精度にも効きます。

施策3|E-E-A-T

著者プロフィール・運営者情報・実績・取材ベースの記述を載せて、誰が書いたかを明示します。運営者・著者・監修者の3層で示せると強い。匿名の解説記事は、2026年の評価軸では不利に働きます。

施策4|内部リンク設計

内部リンクとは、自サイト内のページ同士をつなぐリンクのことです。テーマごとに「ハブ記事」を置き、そこへ子記事から上向きにリンクを集めると、専門性がまとまって伝わります。孤立した記事をゼロにするのが目標です。

施策5|タイトル・ディスクリプション

タイトルは全角32文字前後で切れるため、そこに収まるよう設計します。文字数ではなく全角換算の幅で測るのがポイントで、英数字は半角幅として数えます。ディスクリプションはCMS側に明示設定しないと、本文が途中で切れたまま表示されます。

施策6|Core Web Vitals(表示速度)

LCP 2.5秒以下、CLS 0.1以下、INP 200ミリ秒以下が目安です。日本語フォントのCSSは数百KBに達し、描画をブロックする最大の要因になります。画像のWebP化とあわせて、公開前に必ず確認してください。

施策7|モバイル対応

Googleはモバイル版のページを評価の中心に置く「モバイルファーストインデックス」を完全実装済みです。スマホで読みやすいことは前提条件であって、加点要素ではありません。実機で確認するまで完了としないのが安全です。

施策8|Googleビジネスプロフィール(MEO)

地域ビジネスでは、検索より地図経由の問い合わせが多いケースが珍しくありません。カテゴリの正しさ・写真の充実・クチコミ・投稿の継続・サイトとのNAP統一という地味な5点を、半年以上続けるのが正攻法です。

施策9|GSC・GA4の計測

Google Search Consoleで検索パフォーマンスを、GA4でサイト内の行動を計測します。この2つが入っていないと、改善が推測になります。2026年8月からは、GSCでAI経由の表示回数も追えるようになりました。

施策10|継続更新

古い情報を放置しないことが、順位を守る一番の防御になります。最低でも年1〜2回は主要記事を見直してください。放置された記事がどう傷むかはブログ記事のリライトはなぜ必要かで詳しく解説しています。

業種別のSEO具体策については、飲食店・サロン・整体院・歯科医院・士業・製造業・旅館の各記事をご覧ください。ホームページ集客の始め方では集客全体の地図を解説しています。

AI Overviewに引用されるには、どう書けばいいのか

FIG 2AI Overview時代の検索行動の変化
クリック率(1位ページ・AIO表示時)
Ahrefs続報(2026年2月公開/2025年12月時点のデータ)で約58%減に拡大(初報の2025年4月時点では34.5%減)。順位だけを追う戦略は限界に。
AIO表示時の検索結果クリック率
Pew Researchで、AIO表示時のクリック率は8%(非表示時15%)。AIO内のリンク経由は1%。
AI Overviewへの引用機会
構造化された明確な回答を持つページは、引用元として表示される機会が増加。新しい「見つかる場」。

クリックは減っても、AI Overviewに引用されれば認知は広がる。「クリックを取りに行く」から「引用される側に立つ」へ発想の転換が必要。

見出しの直後、40〜60字で結論を断定する

AIは記事を段落単位で切り出して引用します。見出しの直後に前置きを置くと、その塊だけを読んでも意味が通らず、引用の候補から外れます。「では」「まず」「ここでは」で書き出す癖を、結論の断定に置き換えてください。

この記事の各見出しの直後も、すべてその形で書いています。前後の文脈なしで切り出しても、そこだけで答えになるかどうかが判断基準です。

FAQを構造化データで明示する

ページ末に3〜6問のQ&Aを置き、FAQPageのSchemaでマークアップします。AI Overviewは質問と回答が対になった形式を抜き出しやすい傾向があります。質問文は、実際に問い合わせで受けた言葉をそのまま使うのが有効です。

固有名詞で書く

「弊社のサービス」ではなく「コハクのスタンダードプラン」、「ある調査」ではなく「Ahrefs社の30万キーワード調査」と書きます。AIは指示語が多い文章を、確度の低い情報として扱う傾向があります。主語を省略しないだけでも精度は上がります。

一次情報を入れる

自社で実際に起きた事例・数字・写真は、他サイトにない引用価値を持ちます。解説の横並びでは、より権威のあるサイトに勝てません。この記事の次のセクションで当社の実測値を公開しているのも、同じ考え方によるものです。

AI検索の効果は、どうやって測るのか

Search Consoleの「生成AI」レポートで表示回数が見える

2026年8月11日ごろから、Search Consoleの「検索パフォーマンス」配下に「生成AI」という項目が追加されました。AI OverviewやAIモードで自社ページが何回表示されたかを、Googleの公式データで確認できます。左メニューの「検索パフォーマンス」を展開すると出てきます。

注意点が2つあります。取得できるのは表示回数のみで、クリック数と検索クエリは公開されていません。そしてSearch Console APIは未対応です。当社で確認したところ、APIに aiMode や aiOverview といった値を渡すとエラーが返ります。ブラウザで開いて目視するしかない、というのが2026年8月時点の実情です。

自社サイトで測ったAI経由比率は3.4%だった

当社サイト(studio-kohaku.jp)で実際に測った結果を公開します。2026年5月から8月までの3か月半で、AI経由の表示が61回、通常のウェブ検索の表示が1,789回。AI経由比率は3.4%でした。記事24本のうち12本は、AI検索に一度も出ていません。

この数字を出したのは、比較の基準がないと自社の位置がわからないからです。海外の事例では16%という報告もあり、当社はその5分の1にとどまっています。「AI検索に強い」と名乗る前に、まず自社で測るべきだと考えています。

順位とAI引用は、別物だった

当社サイトで最も表示回数が多いページは、AI引用率が最下位クラスでした。表示358回に対してAI経由はわずか3回、比率0.8%です。逆に表示56回のページがAI経由7回で12.5%と、順位や表示回数とは逆の並びになりました。

正直に書くと、この結果から「こう書けばAIに引用される」とは言えません。当社が測った範囲では、記事の文字数・見出し数・出典数とAI引用率のあいだに相関は見られませんでした。ただしAI経由の表示は合計61回、ページあたり1〜12回しかなく、この母数で因果を語るのは無理があります。断定できるだけのデータが、まだ世の中にないという段階です。

言えるのは、順位のレポートだけを見ていると、AI経由の露出を丸ごと見落とすということ。まずは測る仕組みを入れて、数字が貯まるのを待つのが誠実な進め方だと考えています。

業種によってSEOの効きどころはどう違うのか

SEOの基本は共通でも、効くツボは業種によって変わります。お客さまの検索行動と、信頼を得るポイントが業界ごとに違うからです。

FIG 3業種別ガイド(SEO観点)
店舗・地域ビジネス
地域名+業種の検索とMEO(地図対策)が要。写真の質と口コミも重要。
飲食店/サロン/整体院・接骨院/歯科医院
業種で選ぶ
専門サービス・BtoB
専門性・実績・著者の権威性が要。検索KWは比較・選び方系が中心。
士業/製造業/旅館・宿泊施設
業種別の記事では、KW選定・記事ネタ・効く要素・表示のルール・避けるべき表現まで解説しています。

店舗・地域ビジネス(飲食・サロン・整体・歯科)

地域名と業種を組み合わせた検索と、Googleマップからの流入が主戦場になります。写真の質と量、そしてクチコミが順位にも来店判断にも直結します。医療系は医療広告ガイドラインの制約があるため、書ける表現の範囲を先に確認してください。

専門サービス・BtoB(士業・製造業)

専門性と実績、そして書き手の権威性が決め手になります。検索キーワードは「比較」「選び方」「費用」といった検討段階の語が中心です。製造業では、発注側が探すのは集客ノウハウではなく加工内容・対応設備・材質・ロットである点に注意が要ります。

宿泊・観光

OTA(楽天トラベル・じゃらんなど)との役割分担を先に決めるのが出発点です。新規はOTA、リピートは自社サイト、という設計が現実的に機能します。写真と世界観の作り込みが、他業種より重い比重を占めます。

不動産

大手ポータルと物件量で勝負しても勝てないため、地域名×条件のロングテールで拾う設計に切り替えます。人の顔と地元目線の情報が差別化になります。宅建業法の表示義務とおとり広告の禁止に触れないよう、掲載内容の確認が必須です。

業種にかかわらず役立つテーマは、問い合わせが来ない原因と改善方法、AIでホームページは作れる時代、それでもプロに頼んだ方がいい理由、補助金でホームページを作る方法にまとめています。

自分でSEOをやる場合、何時間かかるのか

月15〜25時間が現実的な目安

自分でSEOをやる場合、月15〜25時間を見込んでください。内訳は記事1本あたり3〜5時間×月4本で12〜20時間、これにキーワード計画と計測分析で月2〜3時間が加わります。本業を持ちながら確保するには、相当な覚悟が要る分量です。

進め方は3段階です。(1) キーワード計画——お客さまが検索しそうな語を30〜50個リストアップし、無料ツールで検索数を確認する。(2) 記事執筆——1テーマ2,000〜4,000字。結論→詳細→FAQ→まとめの型を作ると速くなります。(3) 計測と改善——公開後はSearch Consoleで月1回、どの検索語で表示されたかを確認する。

半年・1年で何が変わるか

成果が出始めるのは早くて半年、形になるのは1年が目安です。3か月では順位がほとんど動かず、そこで多くの方が止めてしまいます。止めた時点で、それまでの投下時間が回収不能になるのがSEOの厳しいところです。

「本業を持ちながら月20時間」は、想像以上に重い負担です。SEO担当者を1人置ける規模でない限り、自社だけで完結させるのは現実的でないことが多い、というのが私たちの実感です。

SEOをプロに任せる場合の相場は

SEOの外注費は「何を頼むか」で4つの価格帯に分かれます。同じ「SEO対策」という言葉でも、戦略だけの契約と実作業まで含む契約では、金額も成果の出方もまったく違います。

日本国内の地図と地域ピン、ルーペが並んだ俯瞰イメージ。地域業のMEOと全国業のSEOで打ち手が変わることを象徴するシーン

SEOコンサルティング(月10〜50万円)

戦略・分析・指示出しが中心で、月10〜50万円が一般的な相場です(出典: ミエルカSEOほか)。サイト診断とキーワード戦略、改善提案を出してくれます。記事執筆や実装は別途、または自社対応という契約が多いため、見積もり時に作業範囲を必ず確認してください。

コンテンツSEO(記事制作代行)

記事1本あたり5,000〜10万円、月20〜100万円のパッケージが中心です。専門ライターによる執筆が含まれます。月10本書くなら30〜80万円の予算は見ておいたほうが安全です。

内部SEO改善の単発

サイト構造・タイトル・メタ・構造化データを一括で整える単発契約で、10〜30万円程度です。継続性はありませんが、基礎を一気に整えるには有効です。既存サイトの土台が崩れている場合、ここから入るのが早い場合があります。

大手SEO会社のフルパッケージ

コンサル、記事制作、被リンク戦略まで含めると月50〜200万円以上になります。中堅以上の企業向けで、中小企業や個人事業ではオーバースペックなことがほとんどです。年間600万円を回収できる事業規模かどうかが判断の分かれ目になります。

正直にお伝えすると、中小企業や個人事業にとって、月30万円のSEOコンサルは費用対効果が合いにくいのが現実です。年間360万円かけて、それ以上の売上が回収できるか——シビアに考える必要があります。

第三の選択肢:HP制作会社の運用パック

なぜ月3〜5万円で成立するのか

AIで構成案・初稿・図解の下書きまでを高速に作り、人は仕上げ・事実確認・トーン調整に集中する体制を組むと、1本あたりの工数が3分の1から5分の1に圧縮できます。従来は記事1本に専門ライターが5〜8時間かけ、その人件費がそのまま価格に乗っていました。

明るい会議室でモニターを囲んで複数人がアクセス解析グラフを確認している様子。サイト運用の伴走を象徴するシーン

「月3万円で記事まで書いてくれるなんて、品質が心配」という反応は当然です。判断のポイントはAIに丸投げしているか、人が仕上げているかの一点にあります。契約前に、事実確認を誰がどう行っているかを聞いてみてください。

※ 記事内のスタジオ・コハクの料金は、料金プランと連動して表示しています。時期によって反映が遅れる場合がありますので、最新の料金は料金プランでご確認ください(税別)。

向く会社・向かない会社

運用パックが向くのは、月30万円のSEOコンサルは過剰だが放置もしたくない中小企業・個人事業です。サイト全体(記事・修正・SEO・問い合わせ対応)をまとめて任せたい方、AI時代に対応した記事構成や構造化データまで見てほしい方にも合います。

逆に向かないのは、自社に専任のマーケ担当がいて戦略だけ欲しいケースです。この場合はコンサル型のほうが噛み合います。実作業のリソースを自社で持っているなら、運用パックの価値は半減します。

2026年にやってはいけないSEO

2026年にやると逆効果になるSEOを5つ挙げます。一昔前の情報を信じて続けている例が、いまだに見受けられます。

被リンク購入・PBN(自作自演リンク網)

Googleはスパム検知AI「SpamBrain」を継続的に改良しており、不自然な被リンクは高い精度で自動検知されます。検出されれば順位下落だけでなく、手動ペナルティの対象にもなり得ます(出典: Google Search Central Blog)。短期的に上がっても、必ず後で大きく落ちます。

キーワード詰め込み

同じ語を不自然な形で本文に何度も埋め込むのは、検索エンジンにもAIにも見抜かれます。自然な文章で、必要な語を必要な箇所に書けば十分です。読みにくさは離脱に直結するので、二重に損をします。

AI生成記事の丸投げ公開

AIが書いたものをそのまま公開するのは、品質低下とみなされる可能性が高い行為です。Googleは「AIを使ったかどうか」ではなく「人にとって有用か」で評価すると明言しています。事実確認も独自情報の追加もない記事が問題であって、AIの利用自体が禁じられているわけではありません。

低品質な記事の大量公開

「記事数を増やせばSEOに効く」は2015年頃までの常識です。2026年は1つの深い記事が10個の浅い記事に勝ちます。質の低い記事を増やすと、サイト全体の評価まで下げるコアアップデートの対象になり得ます。

隠しテキスト・クローキング

背景色と同じ色で文字を埋め込む、検索エンジンと人に違うページを見せる、といった手法は一発でペナルティ対象です。2026年の検知精度では、まず通用しません。

コハクの考え方とプラン

コハクは2026年のSEOを「AIで速度を出し、人で仕上げる」考え方で実装しています。AIで構成・初稿・構造化データの下書きを高速生成し、人が事実確認・トーン調整・独自情報の追加・最終チェックを担当する。この体制によって、外注で月30〜50万円かかる品質の運用を月3万円〜5万円でご提供しています。

FIG 43つの選択肢を比較(月額・自分でやる/SEO代行/コハク運用パック)
自分でやる月0円〜数千円/但し月15〜25時間の作業時間が必要/品質は自分次第
コハク運用パック月¥5,000〜¥50,000(税別)/保守+記事執筆+SEO調整+伴走/AI活用で外注品質を低価格で実現
SEO代行・コンサル月10〜50万円/戦略提案+記事制作/中小企業にはオーバースペックな場合が多い

自分でやる時間が無く、月10万円以上のSEO代行は過剰、という中間層にコハクの運用パックがフィットします。

運用プランは4つです(いずれも税別・最低6ヶ月契約)。ベーシック ¥5,000/月はサーバー・SSL・セキュリティの保守で、コハクはこれを基本にしています。ライト ¥15,000/月は+ブログ記事 月2本。スタンダード ¥30,000/月(人気)は+月6本で、中小企業・個人事業の標準です。プレミアム ¥50,000/月は+月10本+四半期レビューまで含みます。ライト以上はキーワード設計・内部リンク調整・月次レポートを標準で含みます。

外注のSEO会社が月30万円取るのは、手抜きをしているからではなく、人件費の構造上それが妥当な価格だからです。コハクが月3万円で同等の品質を出せるのは、AIワークフローの自社構築と、人の作業を「仕上げ」に集中させる体制設計の成果です。詳しい仕組みはAIでホームページは作れる時代、それでもプロに頼んだ方がいい理由でも解説しています。

「うちの場合は何が向いているか」は、30秒のプラン診断と見積もりシミュレーターで確認できます。料金の詳細はプラン一覧、制作実績は業種別デモサイト一覧をご覧ください。

よくある質問(FAQ)

Q. SEOで成果が出るまで、どれくらいかかりますか?

A. 半年〜1年が目安です。Googleが新しい記事を評価して順位に反映するまで数週間から数ヶ月かかり、安定的な集客になるにはそこからさらに半年は必要です。即効性が欲しい場合は、Google広告などと組み合わせるのが現実的です。

Q. AI Overviewに引用されるには、どうすればいいですか?

A. (1) 見出しの直後40〜60字で結論を断定する、(2) FAQ形式の構造化データを実装する、(3) 固有名詞で書く、(4) 一次情報を含めるの4つが定石とされています。ただし当社が自社サイトで測った範囲では、これらの指標とAI引用率に明確な相関は確認できませんでした。効果を断定できる段階ではないとお考えください。

Q. AI経由の表示回数は、どこで確認できますか?

A. Search Consoleの「検索パフォーマンス」を展開すると「生成AI」という項目があります。2026年8月11日ごろから提供されているベータ機能です。取得できるのは表示回数のみで、クリック数と検索クエリは非公開。APIは未対応のため、ブラウザで確認する必要があります。

Q. GEOやLLMOは、SEOとは別に取り組む必要がありますか?

A. 別々に考える必要はありません。GEOとは生成AIの回答に引用されるための最適化のことですが、やることの8割はSEOと重なります。中身の質・構造化データ・E-E-A-Tは共通で、違うのは見出しの立て方と回答の書き方くらいです。SEOの土台がないままGEOだけやっても効きません。

Q. 自分でSEOをやる場合、月に何時間必要ですか?

A. 月15〜25時間です。記事執筆が1本3〜5時間×月4本、これにキーワード計画とGSC・GA4の分析で月2〜3時間。本業を持ちながら確保するのは、想像以上に重い負担になります。

Q. 被リンクは買っていいですか?

A. やめてください。GoogleのSpamBrainによって高い精度で検知され、順位下落や手動ペナルティの対象になります。短期的に効いても、必ず後で大きく落ちます。リスクに見合うリターンはありません。

Q. SEOコンサル月10万円と、HP制作会社の運用パック月3万円は何が違いますか?

A. SEOコンサルは戦略・分析・指示出しが中心で、記事執筆やサイト修正は別途または自社対応のことが多いです。運用パックは実作業を含む伴走で、記事執筆・SEO調整・更新までまとめて任せられます。実行リソースが自社にあるならコンサル、無いなら運用パックが噛み合います。

Q. 中小企業が最初にやるべきSEO施策は何ですか?

A. (1) Googleビジネスプロフィールを整える(地域ビジネスなら最優先)、(2) 主力サービスのページに検索意図に答える文章とFAQを追加する、(3) GSC・GA4を設定して計測の土台を作るの3つです。競合がいる語で上位を取るには、そこからタイトル設計・内部リンク・継続更新の積み上げが必要になります。

まとめ

  • 2026年のSEOは、AI Overview登場で「見つかってもクリックされない」時代に。Ahrefs調査で1位ページのCTRは2025年4月時点で約34.5%減、同年12月の続報では約58%減まで拡大。Pew ResearchはAIO表示時の検索結果クリック率を8%(非表示時15%)と報告。
  • ただし基本のSEO(中身・E-E-A-T・構造化・継続更新)はむしろ重要度が上がった。AIに引用されるのも結局は信頼できる深い記事。
  • 優先すべき10施策はコンテンツSEO/構造化データ/E-E-A-T/内部リンク/タイトル・メタ/Core Web Vitals(LCP 2.5s, CLS 0.1, INP 200ms)/モバイル/MEO/GSC・GA4/継続更新。
  • 2026年8月11日ごろからSearch Consoleで「生成AI」レポートが使えるようになった。当社サイトの実測はAI経由表示61回・ウェブ検索1,789回でAI経由比率3.4%、24記事中12本はAI検索に一度も出ていない。APIは未対応でブラウザ限定。
  • 当社の測定では順位とAI引用は別軸だった。表示が最も多いページのAI引用率が最下位クラス。ただし母数が小さく、因果を断定できる段階ではない。
  • 自分でやるなら月15〜25時間。プロのSEO代行は月10〜50万円が相場で、中小企業には過剰な場合が多い。
  • 第三の選択肢がHP制作会社の運用パック(月3〜5万円台)。コハクはベーシック¥5,000/ライト¥15,000/スタンダード¥30,000(人気)/プレミアム¥50,000でご提供(税別・最低6ヶ月)。
  • やってはいけないのは被リンク購入/PBN/キーワード詰込/AI生成の丸投げ公開/低品質記事の量産/隠しテキスト。

「うちのサイトのSEOは、今のままで大丈夫?」「自分でやるか、運用パックを使うか迷う」——そうした個別のご相談に、コハクは初回無料でお応えしています。簡易診断・改善提案・たたき台のご提示まで対応可能です(内容・範囲はご相談内容によります)。お気軽にご相談ください。

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ホームページのこと、まず“たたき台”から。

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